緊急参戦

職場の近くにあるので気になっていたけど、なかなか怖くて入れなかったので一緒に行ってほしい。
との依頼で遙々千葉県は松戸市へ。
いつも前を通るけどお店に入る勇気は無いというような方がちらほら。
初めての松戸二郎を楽しみにしていたところ、1件のDMが届きました。

実際に食べに行っている所を密着取材させていただきたい。
遂に、カメラを引き連れてラーメンを食べに行くことに。
依頼者さんの撮影許可をいただき、そわそわしながら迎えた当日。
普段降り立つことの滅多にない千葉・松戸駅に到着。
以前1度だけ松戸駅前店に訪れた時はまさかまさかのお休み撃沈。
リベンジを果たすべく意気込んで駅前で棒立ちで待っていると依頼者さんと合流。
続いてディレクターさんが現われ初対面同士の三つ巴が実現。
今回はレンタルしている様子をカメラに収めたいとのことで店内は撮影は無し。
撮影手順の説明を受けて、到着シーンから依頼者さんと出会うシーンを再度やり直します。
一度話した内容を白々しくやや大きめのテレビ用リアクションで演じます。テレビって感じがします。
ディレクターさんの指示に従いながら最初のシーンを撮影し終えいよいよお店へと向かいます。
自らを「レンタル二郎食べる人です」と名乗るのはやはりしっくりきません。どんな肩書きやねん。
怒濤の待ち時間
駅からは歩いて10分ほど。
松戸駅西口を出て真っ直ぐ歩き、流山街道の1つ手前の通りを右に進みます。
お店に向かう途中もカメラは回り続けていて気が抜けません。
前日盛大に開催した脳内リハーサルの成果を発揮する時です。
ディレクターさんの反応を伺いながら次々と手玉を繰り出します。
この時必死に話した僕はその内容が一切放送されなかったことを知る由もありません。
「あ、こちらですね!」
やっとお店に着き一安心と思いきや、

長蛇の列。それはそれは長蛇の列。oh、想定外。
折り返しが着くほどの長蛇の列。
ジロリアンが俺に試練を与えている…
残りの持ち玉も残り少ない…どうする…
どうする…俺…万事休す。
至極の一杯
最後尾に並びひとコメント。
カメラをひっさげた大男の登場に驚きを隠せない待機客たち。
視線を感じてじわじわ高まる緊張感。
ディレクターさんがここぞとばかりに質問をぶつけてきます。
笑顔を心がけながらひとつひとつ応戦して行きます。
時折質問の流れ弾が依頼者さんへ。
なんなく受け止め飄々と答える姿に怯える。手が震える。
ディレクターさんの質問砲が鎮まり、しばしの沈黙に何かを察する。
「来るか…?フリートーク来るか…?」
ぐっと身構えたその時、
「OKです!ありがとうございます!」
OKなんかいぃっ!!
その後は終始和やかにお話をさせていただきました。それから待つこと1時間ほど。
列の進みに従って食券を購入します。その後席の進み具合に合わせて着席。
初めての二郎にかなり緊張されている依頼者さんとコールを確認していると待ってました。いや待ちすぎたかもしれません。
ニンニク入れますか?に対してヤサイアブラマシでお願いしました。
遂に初めての松戸二郎がベールを脱ぎます。着丼。
小ラーメン(¥790)

うひゃー!!!ビジュアルからドタイプです。
色鮮やかなキャベツと下から顔を出す淡白そうな豚。最高以外の言葉が出てきません。
そして初松戸二郎に舌鼓。
乳化気味で豚も食べ応え抜群。
自分好みの二郎に出会えた時の感動はいつになっても忘れられないものです。
同じお店でも味のブレからこの感動を味わえる可能性を秘めているのが二郎。
最高なり。

横アングルからもどーーん!
いびつな積まれ方をしたヤサイはもはや芸術品。
このヤサイはまた一段と動き出しそうです。
そんなこんなで待ち時間の比にならない速さで食べ終わりお店を出るとカメラが待ち構えています。
感想を口にする私と依頼者さん。え、カンペでてます?と思うほど完璧なコメントで締めてくださった依頼者さん。
駅まで帰り記念のツーショットをいただき撮影終了。
尺の関係で夢のスタジオ出演は叶いませんでしたが、須田亜香里さんからお褒めの言葉をいただけたので今日も生きています。
ごちそうさまでした。
店舗詳細
- 【住所】〒271-0091 千葉県松戸市本町17-9
- 【営業時間】11:00~14:00/17:30~20:30
- 【定休日】日曜日・(祝日)
- 【最寄駅】JR常磐線、新京成線『松戸駅』
- 【席数】カウンター12席
- 【電話番号】不明
- 【SNS】Twitter:https://twitter.com/matsudojiro3
コメント