『ラーメン二郎ひばりヶ丘駅前店』の概要
今回訪れたのはラーメン二郎ひばりヶ丘駅前店さん。
2006年6月11日にオープンしたラーメン二郎の直系店。
何度も何度も足しげく通っている店舗でもある通称”ひばじ”。
ラーメンの味、お店の雰囲気共にファンからの評価が高く初心者にもおすすめされることの多い店舗の1つ。
テイクアウトのネット予約も一瞬で売り切れてしまうほどの人気ぶり。
食べログのラーメンランキングで1位に輝いたこともある、超がつくほどの人気店で多くの人々から愛される1杯をいただいてきました。
「ひばりヶ丘駅」南口から『ラーメン二郎ひばりヶ丘駅前店』の行き方
西武池袋線「ひばりヶ丘駅」。
お店までは南口から歩くこと約4分。
南口から出ると目の前にはバスが多く出入りするロータリー。
それらを取り囲むようにSEIYUやPARCOが立ち並び、栄えています。
カフェやファストフード店なども充実していて、都心のように人々で溢れ返ることもないので待ち合わせ前の時間つぶしや、食べた後ゆっくりお腹を休めるのにも最適な街です。
出口を出て右に進みます。
人通りが中々多いので歩くときには周囲に注意を。
PARCO前の道路に突き当たったら左に進みます。
そのまま真っすぐ進みます。
ひたすら真っすぐです。
何も考えずにまっすぐまっすぐ。
この通りを歩いている人は9割型二郎へ向かう親友です。最後尾争いをするライバルでもあります。
黒烏龍茶片手に歩いてる人がいようものなら自然と足並みは速くなります。
歩いていると左手に可愛い看板、もしくはぞっとするほど長い人々が織り成す行列が見えてくるはずです。
『ラーメン二郎ひばりヶ丘駅前店』の待機列並び方
着いたら食券は買わずにまずは最後尾に並びます。
基本的に行列はできています。
曜日や時間帯によっては列がほとんどない時もありますがほとんど運です。
列がないときは運が良かったと朝のニュース番組の占い程度に喜べばよろし。
どれだけ並んでいようがそこで引き返すのはもったいないです。
良い匂いを嗅ぎながら、じっくり妄想を掻き立て待つのも二郎の醍醐味。
入口から壁際を伝い、向かって右側へと列を作ります。
『ラーメン二郎ひばりヶ丘駅前店』の並び方説明図
向かって右へ歩道の壁に沿って並びます。
この時、歩道は狭くなっているので、通行者を遮らないように必ず1列に並びます。
そのまま奥へ進んでいくと、隣接しているマンションの前へと列が伸びていくのでマンションの入り口を塞がないように気を付けます。
あまりにも列が長い場合は向かい側の歩道のフェンス沿いに一列に並ぶ場合があります。
フェンスの端を先頭にして駅の方向へと列を作ります。
ただ、向かい側まで並ぶことは稀なので基本的には、歩行者の邪魔にならないように最後尾に並ぶのがベターです。
何かあれば店員さんが表に出てきて指示を出してくれたり、常連の方が優しく教えてくれます。
お店に着いたらすかさず最後尾へ。
この時点で外には20人ほど並んでいました。
逆さまの看板の真相は?
駅側から見るとなんの変哲もない可愛い看板でしたが、反対側から見ると逆さまになっています。
毎回列の半ばから見上げる度にいろんな深読みをしていましたが、先日店主の吉田さんに真相をお聞きしました。
中の蛍光灯を取り換えた後に間違えて付けてしまったそう。梯子を出して元に戻すのも面倒とのこと。
こんなに単純な理由なら都市伝説的に深読みし続けていた方が楽しかったなと少し後悔…
並んで20分ほどでお店の正面の椅子に着席。
中のお客さんが出ていく度に一人ずつ中に入り、その都度入口近くに椅子へ移動していきます。
ドドン!!
壁には立派な看板。
入口ドアの横にはメニューがかかっています。
あらかじめ何にするか決めておきましょう。
二郎の中ではそれほど量の多い店舗ではないものの、やはり一般的なラーメン店と比べると多いです。
初めての方は小ラーメンを、自信のない方は少なめをおすすめします。
あまり自信のない方や女性の方は、麺を半分にしたり1/4などにすると良いです。
二郎のシールや、親父さんの26万円札も。
食券の購入
中のお客さんが食べ終わって退店し、自分の座れる席が空いたら中に入って食券を購入します。
また、円滑にバランス良く席に座ってもらうために厨房の店員さんから「何人で来ているか?」「小か、大か?」を問われたり、並んでいる途中で先に席に案内されることがあります。
返答できるように少し気を向かせておくと良いです。
『ラーメン二郎ひばりヶ丘駅前店』のメニュー
- 少なめ(豚1枚)(¥680)
- ラーメン(豚2枚)(¥780)
- ラーメン豚入り(豚4枚)(¥900)
- 大ラーメン(豚2枚)(¥880)
- 大ラーメン豚入り(豚4枚)(¥1,000)
- ウーロン茶(¥100)
メニューは基本的に「小or大」「豚を増やすか」の選択になります。
麺を減らしてもらう場合は「少なめ」や「ラーメン」の食券を購入した後、着席した際に店員さんに口頭で伝えればOK。
食券を購入したら、食券機横のコップに冷水機で水を注いで、空いているor案内された席に座ります。
『ラーメン二郎ひばりヶ丘駅前店』の店内詳細図
店内は狭く、ほぼ背中と壁がすれすれです。
お互い見ず知らずのお客さん同士の譲り合いの精神を感じられます。
We are family!
『ラーメン二郎ひばりヶ丘駅前店』のコールの仕方
カウンター上には割り箸と一味唐辛子。
ラーメンを待つ時間は手際の良い作業工程を見て楽しみます。
奥側の席からだと魔法のスプーンで宙を舞うエアグルエースを目にできます。
慣れた手つきで一度にいくつものラーメンを作り上げていく光景を目に焼き付けているとコールの瞬間は訪れます。
店員さんから聞かれる「ニンニク入れますか?」は「トッピングどうしますか?」の意味です。
「ニンニク」「ヤサイ」「アブラ」「カラメ」の4つの中から加えたいものを伝えます。
ニンニクは刻んだ生ニンニク。ヤサイは茹でたもやしとキャベツ。アブラは固形の豚の脂。カラメはカエシと呼ばれる醤油タレ。
「はい」「お願いします」と答えるとデフォルトのヤサイとニンニクのみ。
「なし」と伝えると、デフォルトのヤサイ以外のニンニク、アブラ、カラメは加わりません。
加えたいものだけ伝えればOKです。
更に上増ししたい場合は「マシ」「多め」、少しだけ欲しい場合は「少し」などのように自分好みの一杯にカスタマイズできます。
今回のコールは「全部(ニンニク・ヤサイ・アブラ・カラメ)」でお願いしました。
実食!お味は・・?
カチカチとトングを駆使して、ヤサイのタワーを形成していきます。
慎重に運ばれた丼は頭上の上のカウンターへ。
ヤサイが崩れないようにゆっくり下へ。
列に並んでから35分ほどで着丼。
ラーメン豚入り(豚4枚) (¥900)
高く積まれたヤサイ。白濁したスープ。これぞ「ひばじ」のラーメン。
どっひゃあ。
高く高く建設されたヤサイのタワー。
積み重なったクタヤサイの間には、味のついていないヤサイを美味しく食べ進めるための工夫が施されています。
ヤサイの下に埋もれた豚。
細かく刻まれたニンニクがぴったり寄り添います。
なんといっても特徴的なのはこのスープ。
ラーメン二郎の中でもトップクラスのド乳化スープ。
豚の旨味と塩味がズバッと効いたスープが舌にまとわりつきます。
ヤサイの下に隠れていた豚を発掘。
箸でつかむとホロリと崩れてしまいそうなトロトロ豚。
歯を入れるとフワッと崩れてジュワっと脂がとろけます。
柔らかめの麺は小麦の風味をしっかり感じられて、乳化スープがしっかり絡まります。
中盤に差し掛かると卓上の一味唐辛子をかけていただくのも一つの楽しみ方。
振りかけた瞬間、唐辛子の良い香りがフワッと鼻先を擽ります。
口に入れるとピリリと辛く、濃厚なスープがより映えます。
まとめ
あっという間の完食。
スープの中で箸を走らせると油がツーっとゆっくり動く様からも乳化の進み具合が伺えます。
飲みすぎ注意なスープだけど、飲み干さずにはいられない旨さ。
やわらかい店内の雰囲気と朗らかな店主さんの人柄も良し。
ごちそうさまでした。
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