『ピコピコポン』の概要
今回訪れたのはピコピコポンさん。
2018年5月20日にオープンした二郎系ラーメン店。
『ピコピコポン』の行き方
東京メトロ副都市線「西早稲田駅」1番出口から徒歩約1分。
(「西早稲田駅」1番出口から『ピコピコポン』の詳しい行き方)
西武新宿線、東京メトロ東西線、JR山手線「高田馬場駅」早稲田口からは徒歩約6分。
(「高田馬場駅」早稲田口から『ピコピコポン』の詳しい行き方)
食券の購入
お店に着くや否や食券を購入し、外の待機列最後尾へと並びます。
外には4人ほど並んでいました。
メニューが豊富なため近くに寄るとついつい足を運びたくなる、というより体が吸い寄せられてしまいます。
今回は、ピコピコポンの数多いメニューの中でも大好きなメニューのうちのひとつであり、中毒になる人が後を絶たない冷やし中華の食券を購入しました。
コール(ニンニク入れますか?)
店員さんの案内に従い入店。食券機横の水とレンゲを両手に持ち席に着きます。
茹でた麺を冷水で締めて提供される冷やし中華は、同ロット(一度に調理するひとまとまりの区分)のラーメンなどのメニューより少し遅れての提供。
運ばれゆくヤサイの山…焦らしに焦らされ期待は膨らむ一方。
期待が破裂する寸前で「ニンニク入れますか?」の助け声。
今回は「ニンニクヤサイアブラ」でお願いしました。
実食!お味は・・?
周りの方々が幸せそうに麺を頬張る姿を見ながらワクワクしていると満を持して姿を現しました。
列に並んでから15分ほどで目の前に堂々着丼。
冷やし中華 (¥900)
眩しっ!!
宝石の様に輝きを放つ味付きアブラと純白の脂が食欲をそそる豚。
そしてこの丼…
キンキンに冷えてやがるっ・・・!
触れるとひんやり気持ちいい丼なのにヤサイからは湯気が出ている超常現象。
まさに芸術。
豚の奥の色濃いキャベツが豚の輝きを強調させます。
この色の染み具合も堪りません。
程よくカエシの染みたアブラの美味さに早くもダウン寸前。
クタヤサイと一緒に食べれば甘味と旨味がマッシマシ。
豪華すぎる前菜でお口のウォーミングアップは完璧。
お次はセンターポジションで圧巻のポージングを見せつけている大きな豚。
掴んだ箸から伝わる弾力。
ぶりゅん!
噛むと身が口の中を弾み、脂身は甘くてモッチモチ。
ふふ
見つけた。
控えめなポジション取りなのにも関わらず試合終了後は誰よりも強いインパクトと長い余韻を残す彼の存在を忘れてはなりません。
彼の潜在能力を引き立たせ、思う存分楽しむべく、丼の奥底に潜む麺を引き上げながら混ぜていきます。
そしてもう一方忘れてはならないのがピコピコポンの冷やし中華の主役である季節の柑橘。
現在使用されているのはレモン。過去には、カボスやジャバラも使用されていました。
季節によって変わる柑橘は提供毎に手絞りされていて香りと風味を存分に楽しむことができます。
プリりんっ!
そんなレモン果汁とカエシが絡んだ麺の食感は、冷水に締められプリモチ!
さっぱりしたタレとほのかな山椒の香り、ニンニクの風味が癖になります。
暖かいクタヤサイと冷たい麺のフュージョンが心地よく、スルスルと口の中へ吸い込まれていきます。
まとめ
え、もう終わり?となること間違いなし。
気付けばそこに残ったのは果汁を絞り出し、力を使い果たしたレモンだけ。
食べ応え十分なのに、どこか物足りなさを感じてしまうほどあっさりさっぱり食べれてしまう。
「いくらでも食べられる」とはこの冷やし中華のためにある言葉なのか。
大活躍の夏だけでなく、締める水が冷たくなる冬まで年中美味しく、食べる者を魅了する魔法のような一杯でした。
ごちそうさまでした。
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